ケアマネージャーになるまでの最短期間
結論から言いますと、全くの無資格で経験のない方が、今からケアマネージャーになるには最短でも8年程かかります。(福祉系高校、養成校等を除く方法で記載)
まずは、初任者研修(従来のホームヘルパー2級)の資格を取ります。介護職員初任者研修の内容は、カリキュラムは130時間あり、その全課程修了後に修了試験を受けて合格することが取得の条件となっています。
次は介護福祉士を目指しますが受験資格が必要なので現場で実務を3年程頑張ります。従業期間3年(1,095日)以上かつ、従事日数540日以上で、「実務経験3年以上」という受験資格を満たすことができます。資格となる実受験務経験は、現に就労した期間・日数が次のとおり必要です。従業期間・従事日数の要件は、両方とも満たす必要があります。なお、従業期間・従事日数は試験実施年度の3月31日まで通算することができます。また実務経験とはべつに実務者研修か介護職員基礎研修及び喀痰吸引等研修を受ける必要があります。実務者研修は優れた介護サービスを提供するため創設された研修で、現在は介護福祉士国家試験を受けるには必須になりました。
介護福祉士を合格したらまた再度現場で通算で5年以上900日以上実務経験を積み受験資格を取りケアマネジャーの筆記試験を受験することが可能です。
晴れて合格したらケアマネになれる訳ではありません。今度は筆記試験の合格後に、87時間の実務研修を受ける必要があります。(私の時は16日間程ありました。) 実務研修は、都道府県単位で実施されていて、主な内容は、ケアプランの作成や要介護認定についての専門知識や実際の作業を学び研修を終えて、各都道府県に登録申請を出し、受理されると都道府県の知事が発行する介護支援専門員証が交付されると、晴れてケアマネジャーとしての資格を取得できます。
介護福祉士取得までに3年
ケアマネ取得までに5年
最短で8年です。
資格取得にはいくつかのルーとがありますが今回は王道のルートで記載しました。実務経験がカウントされない職種があるので気を付けてください。