利用者様 誕生日の祝い方

介護日記

自分の利用者さんの誕生日を覚えている方はいますか?
私は利用者様の誕生日を全員把握しています。そもそも私が人の誕生日を覚えるようになったのは以前に勤めていたユニット型の特別養護老人ホームの上司の影響が大きいです。
普通の施設では誕生日はその月にまとめて誕生日の方を集めてお祝いをするというのが通例でしたがその方の考えは、年に一度の特別な日を別の日に祝ってもらってうれしいか?

自分なら誕生日終わってからお祝いしてもらってうれしいか?
祝ってもらえてうれしいかもしれないけどやっぱりその日にお祝いしてもらえるのが一番うれしいだろオサ坊!
それはお年寄りも一緒だからな行くぞ!と毎年誕生日には飲みにつれていてもらっていました。

誕生日は距離を近づける
最高のチャンス!

誕生日は年に1度の特別な日です。
私は居宅介護支援事業所のケアマネージャーとして要介護35名要支援者5名担当させていただいていますが基本的には皆さん誕生日の日にお祝いしています。
私の利用者様で住宅型有料老人ホームに入られている方で認知症がある方がいて、私がモニタリングで訪問していつも気難しい表情をされたり、拳を高く振り上げて私を威嚇したり、始めはファーストコンタクトは苦労するのですが誕生日のお祝いの言葉を声を掛けたらとても喜んでくれて、やっぱり大事な日を覚えてもらえているのは嬉しいことなんだと実感できました。

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現役ケアマネージャーの誕生日のお祝いの仕方

私は、利用者さんの誕生日を一覧で月ごとに分けて毎月1日に手帳にその月の誕生日の方の名前を記載します。担当者会議の予定を書き忘れて怒られることはあっても誕生日の日にちの記載を忘れることはないくらい習慣となっています。

月に1回のモニタリングに関しては誕生日に合わせて訪問するようにしています。
土日祝日に関しては基本的にその日に行くようにしていますがどうしてもいけない日は前日の夜に行っています。12月31日と1月1日の人も一応行ってます(笑)

お祝い方法は、オサ坊特性の色紙をプレゼントしています。
最初は、オルゴール付きのメッセージカードにしていましたが予算案をだいぶ超えてしまっていたのとサイズが小さいとなくす人がいたので現在は色紙にしています。



もともと女子力は高くない方なので、そう言ったものを書くのは得意ではありませんでしたが色紙をお渡しさせていただいたときに、本当に喜んでくださる利用者様の表情やお部屋の目立つ場所に飾ってくださるのを見て、クオリティーは低くても心を込めて書こうと今も継続しています。

効果があるのは家族にも

誕生日のお祝いのカードは本人以外にも家族も見てくださっています。家族も色紙を見て、良く思ってくださる方がほとんどで、悪く思う家族ほぼいません。
家族の方は、大事な父を母を大切にしてくださるんだなと思ってくれます。
初回のインテーク時に誕生日の方が3名いましたがそのタイミングで最後の帰り際に色紙を渡すのはかなり効果的です。
初回の時に良いイメージを持っていただけると、その後のケアマネジメントをスムーズに行えます。

まとめ

本当に誕生日は、1年に1度の大切な日です。
プレゼントを渡さなくても声をかけてあげるだけでも効果はあると思います。
声をかけもらえるのは小さな子供、私も、お年寄りもみんな一緒です。

あなたはどんなお祝いをしてもらえるとうれしいですか?



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