団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が切れ目なく一体的に提供される体制を目指しています.
その中で高齢者のケアマネジメントを行うケアマネージャーが活躍を期待されています。
しかしその担い手ケアマネージャーが不足しており地域ではケアマネージャーが見つからないケアマネ難民が増えています。
高齢者のケアマネジメントで期待されているケアマネージャーが不足している理由について話していきたいと思います。
無駄な研修に時間とお金が掛かる。
介護支援専門員の資格を維持するのには、時間と研修費がかなりかかります。
研修時間に関しては法定研修で定められた時間になりますので都道府県によって大きな時間差はないと思いますが研修費に関しては、都道府県に寄ってかなり差があります。
参考
実務研修
受講料6万円 日程16日間87時間
更新研修I
受講料3万5000円 日程8日間56時間
更新研修II
受講料2万 日程5日間32時間
主任ケアマネ
受講料4万 日程12日間70時間
※時間に関しては、記載通りですが日程に関しては、都道府県によって違います。
他にも会費
日本介護支援専門員協会費
入会金千円 年会費五千円
都道府県協会費
入会金四千円 年会費五千円
ここまで資格維持に時間とお金が掛かる福祉系資格はケアマネージャーのみ
他にも福祉系の資格は、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士と国家資格がありますが、ここまで高いお金を払ったり研修に参加して資格を維持するのはケアマネージャーぐらいです。
そこまでやっているのにケアマネージャーの資格は国家資格ではないためケアマネをされている方は、本当に嫌な思いをされていると思います。
また、加算などについても介護職員には処遇改善加算、特定処遇改善加算、ベースアップ支援加算などはケアマネージャーは、対象外になっています。
研修では不備も多く、内容が次に活かされない!
法定研修に関しても質の低い内容や事前の準備がきちんと行われていない地域も多いです。
書式の不備や研修の流れについて研修生より指摘があったが改善されず終わったことなどもありました。また、研修の内容が実践で全く役に立たないなどの声も多く聞かれています。
実際に研修に私も参加してみて地域の問題点や課題など多く挙げられますが、研修の中で終わってしまって本当に残念に思うことが多々あります。
具体的に言うと社会資源の少ない地域で少し離れた地域から訪問リハビリをお願いする際に1人では事業所が来てくれないため同じ問題を抱えるケアマネージャーが同じニーズを持つ方に声をかけて、決まった曜日に計画して事業所側にもルートを作りやすくしてサービスを受けることができたと言う事例がありました。
本当に社会資源が少ない地域では、綺麗ごとだけではなく工夫や色々な考え方を持つことが大事だと思います。
法定研修では7つのテーマごとに事例を出しそれぞれの考え方や改善点や参考にできることたくさんあると思うのですが毎回、研修の中で終わってしまいます。
改善点の中で行き着く所には地域ケア会議などですも検討していくと言う事も多いですが法定研修の中で、でた良い意見も反映されなければ意味がないと思います。
介護支援専門員の協会の中で研修内での意見などケアマネージャーが実践の中で活かせるようにまとめること何できれば良いと思います。
私の地域の介護支援専門員協会では、最近はzoom研修で行われていますが研修中、協会の画面は暗くなっており講師陣の内容を聞いていません。
そのため課題の提出など講師の先生が出さなくても良いと言った内容も聞いていないため、全員が提出されていないとホームページ上に記載されること何ありました。
それ以外にも法定研修の評価なども曖昧で研修終了して3ヶ月経過してからレポートの再提出を伝えることがあり研修生からは不満の声が聞かれてます。
研修の時間と金額が見合ったものでは到底ないと言う方がほとんどです。
研修費の使い道に関しても具体的な記載がなく研修を受けるケアマネージャーからは不信感の声が上がっています。
私も先日、通常総会の内容が送られてきたので見てみたら地域で行う講師に払う研修費の内容を見ましたが1時間半程のサービス高齢者におけるマネジメントという内容に3万も支払いがされていました。
私も参加しましたが、あの質で内容であの金額が払われていたとなると腹立たしく思いました。
他の地域でも7万と言う金額の記載があり1人の講師に対して払われているのを見て介護支援専門員協会を辞めようかと思いました。
研修費、時間もかかりその金額が不透明であるため研修があることによって、資格を保有しているケアマネージャーにはかなりのストレスと負担になっています。
そのため更新研修を廃止しろ!
質の低い介護支援専門員協会をまず改善してもらいたいとの意見が知り合いのケアマネやSNS上では上げられています。
ケアマネージャーの業務が多岐に渡ります。
地域でアンケートをとり集計して、これってケアマネの仕事っていう内容集めてみました。
※ケアマネのです仕事かは別として担当者してる方でやらざるを得ない、病院からの依頼なども含めて行ったことを記載してます。
申請関係の手続き(手続き方法も含む)
マイナンバーの申請
介護の新規申請・区分変更申請・更新申請
医療保険限度額適用・標準負担額減額認定申請介護保険負担限度額認定申請・高額療養費申請
障害者手帳申請・重度心身障害者医療申請
難病医療申請・生活保護申請後見申立
自治体独自社会資源の申請
・理美容券
・タクシー
・オムツ券
本来なら家族対応することをケアマネが行った業務。
独居の方の入院中の洗濯物
緊急受診の対応送迎遠含む
初診の受診の問診票の記入
連携先も多い
地域包括支援センター(介護保険・障害者・福祉事務所)・病院・クリニック・
各サービス事業所・特別養護老人ホーム老人保健施設・介護医療院・民生委員
子育て支援・認知症カフェ・消費者生活支援センター・法テラス・保健所
ケアマネージャーの社会的地位が低い
ケアマネの受験資格は、保健・医療・福祉に関する国家資格保有者(医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士含む)、精神保健福祉士のいずれかを保有し)としての実務経験が5年以上かつ従事日数が900日以上細かく受験資格の条件が設けられています。これは平成30年度改正の際にケアマネージャーの受験資格が厳格されたためになっています。また、資質と深い経験が求められるだけでなく、高齢者の身体と心についての知識や、介護保険に関わる法律や制度に関する知識も問われるため、福祉系の資格としては、比較的難易度の高い資格となっています。
それなのに国家資格ではありません。
受験資格も大変なのにさらに筆記試験合格後は、研修を受けなければいけません。
冒頭でもお話しをしましたが研修はただの研修ではありません。
16日前後87時間をかけた長い研修です。
別に居宅介護支援事業所で3日間の実践研修もあります。
そこまでやっているのに国家資格ではないので驚きです。
実務研修についてもかなりの金額がのしかかります。
給与面の待遇が悪い
厚生労働省が近年行った、介護従事者処遇状況等調査によると常勤のケアマネジャーの平均月収は35万7850円でした。平均年収はそれに12ヶ月をかけて429万4200円です。
介護職員には処遇改善加算、特定処遇改善加算、ベースアップ加算といった加算がありますがケアマネージャーにはそう言う加算の恩恵はありません。
処遇に関してもきちんと見直しをしないと、このままケアマネの処遇改善が改善されなければ、介護職員との給与差はさらに縮まる可能性も考えられケアマネージャーを辞めて現場に戻ろうと選択される方も多いと思います。
まとめ
ケアマネージャーの成り手が少ない原因としては、更新研修があることが影響していると思います。
それ以外にも、求められる内容も多く仕事の境目の境界線がわかりづらく無理難題をつけつけられて精神的にも追い詰められて辞める方も多いです。
受験資格は厳格化されている割には国家資格ではなく、給与面にも反映されないことが多いです。
更新研修のあり方(金額、質の低い研修)を見直しをしてケアマネージャーと言う資格をきちんと国家資格にしていくことが大事だと思います。
業務内容を明確にして、給与面に関してもきちんと改善することで変わっていくのだと思います。
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